石北本線 安国（やすくに）駅は、快速きたみが停車するだけあり、比較的利用客の多い駅である。駅の近くにはセイコーマートや郵便局、小・中学校などもあり、安国は比較的規模の大きい地区である。駅舎はログハウスタイプで木の温もりを感じられる。この駅へ降り立ったそもそもの目的はお隣の生野駅への訪問だったのだが、美味しいラーメン店「のぶりん」があることも手伝って、降りて良かったという印象が強く残っている。
安国駅は北海道遠軽町にある。特急列車は通過するものの、快速「きたみ」と全ての普通列車が停車するため、比較的訪問し易い駅である。
次の停車駅は安国駅。デッキへ出て下車の準備をする。
私が乗車した上り列車は、
秘境駅として知られる生野駅を通過した。
この駅へは安国駅の後に訪問する。
安国駅へ到着。
下車したのは私と地元の方1名の2名であった。
乗車していたのは特別快速きたみ号。
サボは普通列車のそれと異なり、特別快速仕様である。
遠軽へ向けて特別快速きたみが発車していく。
編成の二両共、急行礼文（旭川～稚内）専用車両として製造された車両であった。この車両が特別快速に用いられているのを見ると、とても調和しているように感じられる。昔稚内方面へ旅行した際に上り急行礼文を利用したが、その時の車両に再び乗ることが出来たのかもしれない。
安国駅はホーム２つで線路が2本の交換駅。
上りホームと駅舎は跨線橋で結ばれている。
跨線橋から眺めた遠軽方面の駅構内。
こちらは網走方。
有効長が大きくとられている。
こちらがホームから見た駅舎。
北海道のホーロー駅名板が迎えてくれる。
駅舎の一部には木のおもちゃ王国という展示ブースがある。
駅の近くに「ピノキオハウス」という木のおもちゃを作る工房があるようで、そちらで製作されたものだろうと思う。
待合室内には石油ストーブが置かれていて、
利用客には優しい環境が整えられている。
待合室の一部にはプラベンチもポツン置かれている。
２つだけとあって、カップル席のような感じ。
駅前には大きなロータリーがある。
通勤通学の人たちがここで送迎を受けるのだろう。
ここから生野駅へ向かう前にラーメン店「のぶりん」で腹ごなし。とても評判の良いお店とのことで楽しみにしていた。安国駅至近なので、列車利用者にとって非常に利用しやすい。
オーダーしたのは焦がし醤油ラーメン＋ミニチャーマヨ丼のセット。焦がし醤油というと濃い醤油色が目に入るが、ポイントはスープにニンニクの香りが”上品に”ついていることで、何とも食欲をそそるものであった。それ以外にも魅力が諸々あり、私の語彙ではそれを上手く表現することのできないのだが、兎にも角にも美味しいラーメンであった。
麺は黄色。ちょうど良い縮れ具合によって美味しいスープが絡みついてくる。私が入店したのは昼時より少々早いくらいであったが、どんどんお客さんが入ってきて、あっという間に満席になってしまった。安国駅へ来たらこのお店に立ち寄られることをススメたい。
大満足の腹ごなしを終えて、ここから4キロ先にある生野駅へと歩き出した。
