2012年9月29日土曜日

北陸475系・上越線国境越え・485系特急北越

北陸475系に乗車しました。また上越国境を115系で越え、さらには特急北越号にも乗車することが出来ました。その一連をここに報告します。

富山10:24発直江津行きは475系3両編成です。
乗車したのはモハ474-53。
この編成は化粧板がオリジナルのピンク色でした。

モハ474-53の車内。
整然とボックスシートが並んでいる風景は落ち着きます。
富山発車時点で各ボックスに一人が座っている程度で空いていました。
泊までにほとんどの乗客が降り,車内はガラガラに。

 泊を出ると海が見えてきます。


モハ474-53 泊~越中宮崎間の車窓動画(4:10)
越中宮崎到着後にCPが作動しているのが聞き取れます。

元々非冷房車両だったのか,扇風機取付の跡らしきプレートがありました。
→後から調べたところ,冷房準備車として落成した模様。
やはり扇風機がついていたのかもしれません。

海沿いを走り,直江津を目指します。

市振駅に到着。
昔この駅で降り,近く海岸でヒスイを探してみたことがありました。
この時点で車内はかなり空いていて,2両目の乗客は自分を含めてたったの2名でした。

糸魚川に到着しました。直江津方はクモハ475-53。
475系にはデカライトが似合います。
ここで40分の長時間停車中に,はくたかと北越の追い越しがあります。
この時間を利用して475系を観察します。

交直流用車両だけあって,乗降口にはステップがあります。

クモハ475-53の側面。
オリジナルの急行色が最も似合いますが,現在の北陸色もさわやかで良いと思います。

 昭和43年(1968年)東急車輌製です。
2012年時点で車齢44年です。

米原方はクハ455-42です。
こちらもデカライトでした。

クハ455のトイレと洗面所は現役です。

改めてモハ474-53の天井。
スピーカーが良いですね。

クモハ475-53の車内には室温計がありました。
くすんでいますが,よく見ればJNRマークがあります。

こちらはクモハ475-53の車内。
クーラーの形状がモハ474と異なります。

時間があったので1番線に渡って編成全体を撮影してみました。

 交流区間を走る列車らしく屋根上のガイシが目立ちます。
下回りは国鉄の誇る台車DT32です。

 クハ455の方からも編成全体を撮影。

糸魚川駅の車庫にはDE10がいました。

糸魚川駅を出ると537M→539Mと列車番号を変えます。
列車は時刻通りに直江津へ向かっていきます。

クモハ475-53の速度系。この時は時速100km/hで走行していました。

途中の有間川駅は海が目の前でした。
駅舎が木造でロケーションも良く,いつかは下車してみたい駅です。


 直江津に到着し,駅弁の鱈めしを買いました。
直江津の駅弁販売は熱心で,ホームと乗り換え跨線橋で行っていました。

鱈めしの中身。たらこは外側に火を通してあるので,内側と外側の食感の違いが楽しめます。

直江津から乗車した「はくたか」で鱈めしを堪能しつつ,十日町を目指します。
犀方を出ると田園地帯を走ります。

30分ほどで十日町へ到着。

十日町では飯山線のキハ110-235が昼寝をしていました。

十日町駅へは22年前に来て以来となります。
奥には新幹線構造物のような北越急行の線路が完成しています。

十日町からは各駅停車に乗って六日町を目指します。

魚沼丘陵駅を出ると,六日町の市街が見えてきます。

六日町へ到着。素晴らしく加速の良い車両でした。

六日町駅にはこのようなほくほく線の写真ボードがありました。
何故か圧力計がついていました。


六日町からは14:42発115系水上行きに乗車。
3両編成の真ん中の車両モハ114に陣取りました。

上越線沿線はスキーのメッカ。
上越国際スキー場駅はその名のとおりスキー場が目の前にあります。

越後湯沢を出て岩原スキー場前駅へ向けて坂を上っていきます。

岩原スキー場前駅を出ると大カーブに入ります。
沿線の田んぼとススキが美しいです。

越後湯沢から先は各ボックスに一人~グループが居る程度でした。
平日でしたが,観光客グループや登山グループの人たちも乗っていました。

 
山間を土樽駅へ向けて走ります。

土樽駅へ到着。海抜599mの表示があります。
乗降客はありませんでした。

長い清水トンネルを越えて土合駅へ到着します。
ここでは登山グループ2組が乗車してきました。

土合~湯桧曽間の上り線は上越線の白眉。
ループ線の上から下が見渡せます。

湯桧曽駅到着。
ホームからは先ほど走ってきたループ線の上側の線路が見えます。

定刻通りに水上駅へ到着しました。
15:52発高崎行き115系6両に乗り換えます。
左側にはここまで乗車してきた新潟の115系がいます。

湘南色の115系は良いですね。

昭和53年製ですから475系より一回り若いです。

上牧駅に着きました。
昔冬期にこの駅でD51とC58の重連の写真を撮りましたが,
あまりに寒くて手が痛かった記憶があります。

上越線の水上~高崎間で車窓が良いのは,
高崎に向かって右側で、こちら側で谷が開けていることが多いです。

115系の車内。
緑色の化粧板はオリジナルのまま。

渋川へ近づいてくると榛名山に連なる山々が見えてきます。

新前橋では国鉄特急色ふうの185系を見ることができました。
個人的には結構似合っていると思います。

高崎から長岡まで上越新幹線を利用します。
乗車したのは200系。

自由席は大盛況でした。

長岡からは特急北越8号に乗車。

乗車したモハ485-3037の車内。
485系の大窓が並んできます。
乗車率は二割ほどでした。



柏崎~鯨波~青海川手前までの動画です。(3:25)
日本海の車窓とMT54が堪能できます。

 柏崎を出ると海沿いを走ります。
485系は気持ちよいくらいに自慢の快足を飛ばします。
青海川駅を通過。

おだやかな日本海。
遠くに船影がありました。

柿崎駅で新井行き各駅停車を追い越します。

島影が見えました。佐渡島でしょうか。

糸魚川へ着く頃には日がかなり傾いてきました。

日本海のサンセットです。
この日は穏やかな晴れで夕日がとても綺麗でした。

おしまい。
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