2011年2月にしなの鉄道169系,北陸本線419系,長野電鉄2000系,高山本線キハ58系を求めて旅行してきました。
小諸駅発の「しなのサンライズ」です。
なんと169系9両編成。あたかも昔の急行列車のような堂々たる編成です。
長野方先頭の3両は湘南色でした。
モハ168に乗車しました。座席は変わっていますが,デッキとの仕切りや2段窓が急行形電車らしい雰囲気を出しています。
長野駅へ到着しました。この列車は長野に到着後折り返し戸倉行きになりました。
電車のサボは貴重です。
折り返し準備中の169系湘南色。
隣には383系しなのが停車していました。
こちらはクモハ169。急行形だけあって,ドアが大きいです。
折り返し長野発戸倉行きは,先頭のクモハ169に乗車しました。
折り返し準備中に座席が向かい合わせ状態にされていました。
先頭車はなんと車番「1」!
この車両が現役で走っていてくれているのが嬉しいです。
(悲しいことに,2011年6月一杯で運用離脱した模様)
屋代駅から長野電鉄に乗り換えました。
須坂行きは元営団日比谷線の3000系2両編成。
翌日,また須坂から長野行きの列車に乗車。
これはB特急で2000系が使用されていました。
りんごカラーがとても似合っています。
2000系の車内。
須坂行きは元営団日比谷線の3000系2両編成。
車内の様子。非冷房車ですが,扇風機?が特徴的です。
昭和41年(1966年)製造ですから,私の乗車時点で45歳の車両です。
須坂からはA特急に乗車。
元小田急のロマンスカーでした。
車内は空いていて,先頭席に陣取ることが出来ました。
ここから眺めた善光寺平の車窓は素晴らしいものでした。
翌日,また須坂から長野行きの列車に乗車。
これはB特急で2000系が使用されていました。
りんごカラーがとても似合っています。
2000系の車内。
信濃吉田駅で降りて,すぐ近くにあるJR北長野駅へ歩きました。
ここからは189系妙高号に乗ります。
列車名である妙高山が見ながら,直江津へ下っていきます。
直江津では419系が待っていました。
ただし乗車したのはこの車両ではなく,奥の切り欠きホームに止まっていた419系です。
食パンクモハ419の連結面。
元特急型のボックスシートは,これでもか,というくらいにゆとりがありました。
空いていたこともあり,ゆったりとくつろいで糸魚川で下車。
もう少し419系の旅を楽しみたかったのですが,時間の都合で糸魚川から高岡まで「はくたか」でワープ。
はくたかの自由席はほぼ全ての窓側席が埋まる,5割のほどの乗車率でした。
ここで直江津駅で買った駅弁「鱈めし」を開きます。
鱈めしの中身。
タラコや漬け物が多いので味が濃いめですが,とても美味しかったです。
立山連峰を眺めつつ富山を通り過ぎます。
高岡から金沢までは475系に乗車しました。
列車はほぼ満席状態でした。
金沢から高速バスを利用して白川郷へ来ました。
有名な合掌造りの建物。
松と合掌造りはとても相性が良いようです。
ところどころにこのような流路があります。
高台から眺める白川郷。
雪晴れの日に来られてとても良かったです。
古民家と小さな水路が良いですね。
白川郷を出る前にはバス停の目の前にある白川八幡神社でお参りをしました。
すごい雪の量です。
萩町神社前のバス停へやってきました。
白川郷から高岡へ出る路線バスは一日に4本しかありません。
乗客は私のほかに4名か5名で,途中での乗降がすこしずつありましたが,
降車した城端駅まで10名を越えることはありませんでした。
路線バスを利用する旅行客も増えて欲しいところです。
越中八尾駅で発車待ちのキハ58-1114とキハ28-2346。
旅の締めくくりは臨時急行能登。
乗車率は5割ほどでした。
定刻通り上野駅へ到着しました。
おしまい。
白川郷から高岡へ出る路線バスは一日に4本しかありません。
乗客は私のほかに4名か5名で,途中での乗降がすこしずつありましたが,
降車した城端駅まで10名を越えることはありませんでした。
路線バスを利用する旅行客も増えて欲しいところです。
峠を越えると砺波平野が見えてきます。
城端駅に到着。木造駅舎で風格があります。
ここからはキハ40に乗って高岡へ。
キハ40は冷房が付いていますが,このようにオリジナルの3枚扇風機も残っています。
高岡からは未乗の氷見線に乗ってきました。
氷見まで往復しましたが,日が沈んでしまい,景勝地の雨晴海岸は良く見えませんでした。
後日の再訪を誓って富山へ向かいます。
富山ではお目当ての高山本線キハ58が待っていました。
こちらはキハ28-2346。
キハ58系は貫通路と運転台と窓の位置が揃っているので,
キハ40系よりも優しい顔つきの印象を受けます。
相方はキハ58-1114。
終点の越中八尾駅に到着して折り返しの出発を待ちます。
因みに富山からの往復で乗っていたのはほとんど鉄チャンでした。
キハ28-2346の側面。
クロスシートの取っ手形状が丸く,網棚の網は本物の紐で出来ていました。
このときはお別れ乗車のつもりでしたが,
嬉しいことにいすみ鉄道へ譲渡され,動態保存となるようです。
クロスシートがずらりと並ぶキハ58-1114の車内。
クロスシート車両最後のJR線定期列車がこの高山本線キハ58系です。
越中八尾駅で発車待ちのキハ58-1114とキハ28-2346。
越中八尾駅の外観。
とても良い駅舎です。
富山駅に戻り,富山地鉄に乗ってきました。
下段駅で下車。
古い木造の駅舎でした。
旅の締めくくりは臨時急行能登。
乗車率は5割ほどでした。
定刻通り上野駅へ到着しました。
おしまい。