[読み] ちっぷべつ
[路線] JR北海道 留萌本線
[位置] 北海道雨竜郡秩父別町字秩父別
43.768790N, 141.967728E
秩父別駅は秩父別町の中心にある。この地域は稲作をはじめとした農業が盛んで、かつては駅が農産物の出荷において、大きな役割を担っていたと思われる。
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2台のエンジンを震わせて、キハ54 528は深川駅を発車する。駅構内を出ると右に大きくカーブして秩父別方面へと向かっていく。車内は鉄人数名のみであった。
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秩父別駅で下車したのは自分のみ。他の旅行客は全て石狩沼田まで乗車するようであった。
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駅舎の前に置かれた、鮮やかなブルーのベンチ。板張りの背景と相まって、レトロ感を掻き立てている。
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駅名標は交換されたばかりなのか、真新しさが感じられる。
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静かに佇む木造の駅舎を彩る、鮮やかなオレンジ色のマリーゴールド。雨上がりのしっとりとした空気の中、花々が生き生きと輝いていた。
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風雨にさらされて色が剥げ落ちた木柱や、ひび割れたコンクリートの地面。この駅が歩んできた長い歴史を静かに物語っているかのよう。
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駅ノートに訪問の記録を残す。旅行者のメッセージやイラストにはいろんな思いが詰まっていた。
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発車間際になると地元客が一人現れ、私を含む2名が乗車した。さらに次の北一已駅で地元利用客らしき年配の女性1名が乗車した。車内10名の乗客の内3名が一般客、7名が鉄分を含んだ方々であった。
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4924Dは留萌本線から函館本線に入り、旭川まで直通する。深川を出るとゴトゴトと分岐線を渡り、特急や貨物の走る大幹線を高速で進んでいく。
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キハ54は時速90kmで、カムイトンネルを快調に飛ばしていく。かつて急行「礼文」として走っていた頃も、特に旭川〜名寄間で、2台のエンジンを活かした快足ぶりを発揮していた。
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