※2020年5月7日(最終営業は同年4月17日)を以て廃止されました。
石狩月形駅は北海道樺戸郡月形町にある。札幌から近いため日帰りで十分行ける距離にある。札沼線のほか、岩見沢駅との間に路線バスもあるので、こちらを行程に組み合わせることもできる。
スーッとキハ40の独特のブレーキエア音を立てながらゆっくりと到着する。駅員氏は直立不動で列車の到着を迎える。
スタフが運転士さんへと受け渡される。これで列車は石狩月形から先へと入線できる。
スタフの印は□。
4名ほどの乗客を降ろした下り列車が、間もなく発車する。浦臼方面へ向かう乗客は僅かで列車は空いていた。
交換駅らしくポイントの多い構内をゴトゴトと音を立てながら石狩月形を後にする。
昼の待合室も列車到着前後を除けば大変静粛である。窓枠は木製で昔ながらの姿を留めている。
石狩月形駅は駅員配置駅ということで、窓口が現役である。ここでご当地入場券や常備軟券を購入することができる。
札幌までの乗車券を購入。札幌までの料金で最遠は白石や手稲まで行けるようで、両駅が記載された切符となっていた。常備軟券は今となっては貴重である。また、豊ヶ岡駅のご当地入場券もここで購入した。「豊かな林の中に佇む小さな駅」とあるキャッチコピーはじつに共感できる。
駅前には岩見沢行きのバスが停まっている。路線バスは駅との相性が抜群で、実に絵になる。この瞬間とアングルを捉えるJ氏の腕に脱帽。
※J氏撮影の写真(Picture from J氏)の使用、転載はお断りします。
晴れ渡る冬の朝、列車交換する401と402の兄弟。
(J氏提供の写真)
※J氏撮影の写真(Picture from J氏)の使用、転載はお断りします。