阿波池田駅すぐそばにある「ふくや旅館」は、昔ながらの駅前旅館といった風情があり、和の空間で寛ぐことができる。食事も実に美味しい。阿波池田は土讃線の普通列車運用の境界とも言えるので、「ふくや旅館」を基地にすれば、効率的な駅巡りができる。
こちらが、ふくや旅館の外観。阿波池田駅を背にしてアーケード内を歩き、5分程度で到着できる。玄関に入ると、木材の活かされた落ち着ける和の空間が待ち受けている。これぞまさに旅館。
部屋には浴衣とタオル、お茶などが備えられている。畳の上で足を伸ばしながらテレビをつけ、夕食までの間、しばし寛いだ。
こちらが運ばれてきた夕飯。鮎の塩焼き、味噌田楽など、山の幸が活かされた料理に加え、レンコンのつつみハンバーグ、とんかつ、にゅうめん、鰹のたたきなど、非常に豪華。大満足の夕食であった。
部屋にはベープマットがあった。何とも懐かしい!ベープマットの匂いは小さい頃好きであった。最近の蚊取り機の主流は液体ノーマット形式となり、目にする機会が減ってしまった。
一泊夕食のみで滞在したのだが、とても良い宿であった。阿波池田に行く機会があれば、「ふくや旅館」をまた利用したい。