根室本線東鹿越駅は、木造駅舎が残る交換駅である。以前はこの駅から石灰石が発送されており、貨物列車の発着があった。その貨物列車は釧網本線の中斜里駅との間を結んでいたようだ。1996年度を以て貨物列車は廃止され、今は細々と旅客営業を続けるのみとなった。
東鹿越駅はかなやま湖のほとりにある静かな駅である。
目の前にかなやま湖があるため、景色は開けている。
目の前にかなやま湖があるため、景色は開けている。
駅の裏手には日鉄鉱業東鹿越鉱業所の工場がそびえる。
駅前に民家はない。
入り口を支える柱はりはエメラルドグリーンに化粧され、
落ち着いた雰囲気を醸し出している。
ポストと駅の組み合わせは
どうしてこんなにマッチするのだろう?
と思うくらい良い組み合わせだと思う。
駅本屋の屋根からはつららが延びていた。
どうしてこんなにマッチするのだろう?
と思うくらい良い組み合わせだと思う。
駅の目の前には広大な、かなやま湖が広がっている。
駅舎内は良く整備されており、
小綺麗にされていた。
プラベンチは4つほど。座布団が備えられていて、
冬期の利用には特にありがたい。
出入り口の上には立派な魚拓が飾られている。
さかなへんに鬼と書いてイトウと読むようだ。
幻の魚と言われるイトウ。そのサイズには驚かされる。
ドアの上にはバネ機構?の装備がある。
私も一筆啓上。
その次には帯広かと思いきや羽帯駅が示されていた。
昆虫の知識は疎いのだが、見たことのない蝶々ばかりで
貴重そうな感じがする。
運休となってしまっている。
手前の黄色い標識は排雪車両への指示だと思うが、
ここから先は除雪されていなかった。
名残だろうと想像する。
2線あるうちの1番線(下り線)は使用停止状態。
ホームの中程には、「石灰石」と書かれた
大きな石がデンと置いてある。
東鹿越駅を象徴するものである。
側線があったと思われる構内スペースに目を向けると
動物の足跡が見つかった。
エゾシカだろうか。単独だからキタキツネだろうか。
やがて列車が到着する頃合いになると
単行のキハ40がやってきた。
列車がやってくる線路は光っていて
血液が通っているようかのようだ。
キハ40の登場が何とも頼もしく感じられた。
数人の下車があり、ここからの代行バスに乗車していた。
また代行バスから来た利用客も数人おり、
列車の中へと乗り込んでいった。
東鹿越行きのサボが作成されていた。
初めて見るサボである。
身勝手なことを思う鉄旅愛好者(自分)としては、
いつかまた、この先へと列車が走って欲しいと思う。
発車時刻の近づく滝川行き普通列車。
駅名板とともに撮影する。
モジャくんと東鹿越駅のショット。
この列車で東鹿越駅を後にする。
列車右手の車窓から見えたのは、
かなやま湖でわかさぎ釣りをするテント。
結氷して白一色となった湖面に彩りを添えていた。
東鹿越から金山の間では列車がかなやま湖を横断する。
ここからの景色は秀逸であった。
列車はとても空いており、
ゆったりと車窓を楽しむことができた。
最後にトンネルの中で車内に映える
青ボックスシートの写真で終わる。
列車は淡々と金山駅へ向かっていった。
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大きな石がデンと置いてある。
東鹿越駅を象徴するものである。
動物の足跡が見つかった。
エゾシカだろうか。単独だからキタキツネだろうか。
単行のキハ40がやってきた。
血液が通っているようかのようだ。
キハ40の登場が何とも頼もしく感じられた。
また代行バスから来た利用客も数人おり、
列車の中へと乗り込んでいった。
初めて見るサボである。
いつかまた、この先へと列車が走って欲しいと思う。
駅名板とともに撮影する。
かなやま湖でわかさぎ釣りをするテント。
結氷して白一色となった湖面に彩りを添えていた。
東鹿越から金山の間では列車がかなやま湖を横断する。
ここからの景色は秀逸であった。
ゆったりと車窓を楽しむことができた。
青ボックスシートの写真で終わる。
列車は淡々と金山駅へ向かっていった。
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