2018年10月6日土曜日

留萌駅

留萌本線の終着駅であり、留萌市の中心駅であり、駅員配置もある留萌駅。特筆すべきは駅弁と駅そばがあることで、訪問の際は是非ともこれらを堪能したいところだ。

留萌本線、石狩沼田~留萌の廃止に伴い、2023年4月1日を以て廃止されました


留萌市の市街地にあり、比較的賑やかな場所に位置する。

列車は間もなく、留萌駅へ到着する。

列車前方には場内信号が見えてきた。
この列車は1番線へ入線する。

前方には車止めが見え、終着駅であることを感じさせる。
以前はここから先に線路が延びていた。

駅員配置でみどりの窓口があるとあって、駅は広い。

待合室には駅そばやさんがある。
駅そば好きにとってはたまらない光景である。

留萌といえば「にしん」、
ということで「にしんそば」をオーダー。
大きな身欠きニシンが乗っていて大変贅沢なものである。
あっという間にたいらげてしまった。

こちらは駅そば屋さんで買える「にしんおやこ」弁当。
この駅弁は常時販売しているわけではなく、
前もって予約(090-7644-3774)が必要である
また朝10時頃では受け取れないので、
受取に行く時間帯も考える必要がある。
私は前々日に予約し12時過ぎに到着する列車で購入した。
1個の予約であったが、快く引き受けてくれた。
お値段890円也。

弁当には身欠きニシンと数の子が贅沢に
2つずつ入っている。
個人的にポイントが高かったのは
カボチャが入っていたことで、
これがまたアクセントとなり美味しかった。
これで890円は安い。

待ち時間を利用して、入場券を購入し構内へ入ってみる。
入場券はご当地入場券と硬券入場券のどちらでも使える。
増毛方面が廃止され、駅名板の右側にあった
せごし」という文字は無くなってしまった。

のりば案内には増毛方面の文字が残っていた。

跨線橋を渡って対向ホームへ来てみた。
こちら側のホームは朝晩1本ずつに使われているそうだ。

対向ホームの奥側には草むした線路があった。
羽幌線が現役の頃は使われていたのだろう。

対向ホームに残る水飲み場。

対向ホームの上屋は非常に古めかしいもので、
貴重に感じられる。

広い構内はガランとしている。
昔は増毛方面、羽幌方面へ行く列車の
ジャンクションとして多くの車両が停まっていたのだろう。

増毛方は車止めが設置されている。
その先にあるトラス橋はまだ残っていた。

踏切鳴動という文字。
これは何を確認するための注意書きなのだろうか。

駅にはスタンプ台がある。

こちらは巨大な数の子のオブジェと、
KAZUMOちゃんというゆるキャラ。
駅にあるKAZUMOちゃんはパネルだが、
実際のものはたすき掛けの後ろ側に子どもを背負っている。

深川行きは2両でやってきて、
1両を留萌駅へ置いていくようだ。

切り離された二両のキハ54。

間もなく深川行きが発車する。

この列車で留萌駅を後にした。


おまけ
増毛方面が現役のころは、留萌駅でスタフを受取り、
増毛方面へと向かっていた。
増毛行き列車が発車する前にはこのような
光景が毎日見られた。


運転士の右側にひっかけてあるモノがそれである。


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