北陸本線を走る国鉄急行型電車は、登場から40年以上経った今も元気に活躍しています。そのなかで、国鉄急行色をまとった、457系A-13編成に乗ることが出来ました。その時の様子をお伝えします。
クモハ457-19の車内。
化粧板は国鉄型優等列車用車両の証である、
ピンク色を保持しています。
津幡→倶利伽羅間の前面展望です。
クモハ457-19のデッキに響き渡るMT54の咆哮です。
A-13編成はこのようなフォーメーションです。
直江津←クモハ457-19 モハ456-19 クハ455-61→金沢
このときの乗車したのは461Mで金沢15:30発、富山16:36着です。
この運用では富山到着後、458Mで折り返し金沢行きとなっていました。
金沢駅で発車を待つ457系。
こちらは直江津方のクモハ457-19。
いわずもがな、国鉄急行色はとても似合っています。
減光したデカライトと、ローズピンクの色合いが大変マッチしています。
減光状態のデカライト。
普通列車運用も考慮した急行型電車とあって、ドアが大きく乗降がしやすくなるよう配慮されています。
化粧板は国鉄型優等列車用車両の証である、
ピンク色を保持しています。
津幡→倶利伽羅間の前面展望です。
クモハ457-19のデッキに響き渡るMT54の咆哮です。
2:54 長い直線区間へ進入
2:59 時速110kmで走行
4:49 倶利伽羅駅到着。
倶利伽羅への登坂を終え、倶利伽羅駅へ到着しました。
列車は快調に飛ばし、16:08、定刻通りに高岡駅へ到着しました。
ここで10分間停車します。
隣には氷見行きのタラコ色キハ40が並び、
国鉄時代を彷彿とさせる光景が見られました。
クハ455-61を真横から。
車体上側に配されたローズカラーの段違い部の
塗り分けが特徴的です。
整然と並ぶ上段下降・下段上昇式の窓。
現在は、上段窓は固定されています。
やや上からローズピンクを眺めます。
高岡駅の停車は、トワイライトエクスプレスの待避のためです。
キハ40との並びの次は、24系25型との並びです。
この時間の高岡駅には北陸の名優達が顔を合わせます。
出発の16:18が近づいてきました。
車内へ乗り込む人が増えてきます。
高岡からはモハ456-19に乗り込みます。
モハ456-19の車内。
直江津方にはパンタグラフがあるので、
その部分が低屋根となっています。
絶縁距離を確保する交直流型ならでは構造でしょうか。
16:36、定刻通りに富山へ到着しました。
隣には16:40発、直江津行き475系(457系) が停車していました。
急行型同士の並びが見られました。
最高時速110kmで北陸路を走る457系は、
急行時代を彷彿とさせるものでした。
今後もその雄姿を末永く見続けたいものです。
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舞台は変わり、こちらは以前の九州、鹿児島。
鹿児島中央駅から乗車した、在りし日の国鉄急行色475系。
種別表示や前照灯が異なると印象が替わります。
編成は下記、475系初期型で構成されていました。
クモハ475-5 モハ474-5 クハ455-16
車内はご覧のとおり、青モケットでした。
やはり青モケットが一番似合いますね。
椅子の取っ手が丸形であること、また網棚の網が紐で出来ていること
など初期型の特徴を良く表しています。
このとき乗車したのは、鹿児島中央から錦江までと短い区間でしたが、
とても貴重な乗車体験でした。