吊り掛け車を求めて近江鉄道を訪れました。お目当ては220形。
お目当ての220形には高宮~米原で乗ることが出来ました。
この運用は貴生川19:37発、米原21:06着で本線を走破します。
お目当ての220形には高宮~米原で乗ることが出来ました。
この運用は貴生川19:37発、米原21:06着で本線を走破します。
終着の米原に到着した、220型。
乗ってみると期待以上の吊り掛けの轟音に驚きました。
乗車したのは224でした。
車内の様子、ドアの窓の感じや茶色モケットのシートが、
若干西武車両の雰囲気を出しているように感じます。
元西武の車両ではありませんが、西武車両の部品は使われているようです。
驚くべきはこのブレーキハンドル。
このような形式は初めてみました。
真鍮製と思しきマスコンハンドルは、
西武車両の流れを受け継いでいるのでしょうか。
米原駅で折り返しの発車を待ちます。
JR線のホームから見た220形。
ぽつんと1両の車両が佇んでいます。
彦根~鳥居本の動画(4:45)です。
吊り掛けの轟音をお聞きください。
私が今まで乗った吊り掛け車両で最もすごい音でした。
今度は日のある時間帯に乗車して、車窓と音の両方を楽しみたいです。
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さて、220形の前には何に乗ったかといえば、元西武401系の800系。
西武沿線で育った私にとっては、こちらも魅力的な車両です。
乗車したのはパトカーカラーの車両でした。
彦根から多賀大社まで乗車しました。
全面の改造されていない、西武401系時代の形状を色濃く残す車両です。
車内は西武時代に更新改造(吊り皮のポール程度)がされていますが、
モケットの色や化粧版はそのままです。
乗車したのは昭和42年生の1822号。
今はなき西武所沢車両工場の銘版がありました。
終点の多賀大社駅へ到着しました。
新しい駅舎ながら、木造の良さを出していました。
駅の外から発車を待つ800系を見ます。
多賀大社前で発車を待つ800系。
ドアは高宮側の車両の運転室脇の1か所だけ開けて
車内の保温に努めていました。
誰も乗車していない車内。
運転室の外から運転台を撮影してみました。
マスコンは西武時代そのままですが、
ブレーキハンドルは変わっているように見えます。
ガラガラで多賀大社前を発車した800系は、
スクリーン前で大量のお客さんを乗せて高宮駅へ到着しました。
カーブしているのが、多賀線で分岐駅らしい光景です。
ここから、お目当ての220形に乗ることができました。
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おまけ。
この日は米原まで、220形で出た後、ムーンライトながらで東京を目指しました。
ムーンライトながらは大垣駅に入線してすぐの発車となるので、
進入時に顔を撮影しました。
この日は年末とあって、満席でした。
一晩走って、早朝の東京駅へ到着しました。
189系には国鉄特急色が似合います。
最後に東京方の顔を撮影しました。
おしまい。