2012年12月1日土曜日

福井鉄道200形

新車の投入が決まっている福井鉄道ですが、それに伴って200系の引退が決まっています。
200系を求めて行ってきました。

200形が運用へ入ることを期待しつつ、越前武生駅へ15時頃に行きました。
改札口越しに3番線に停車中の200形が見えましたが、ドアが開いていません。 


駅員さんに3番線の200形の運用を聞いてみると、15時27分発福井駅前行きに
入るとのことで、さほど待つことなく乗ることが出来ました。

この日は土曜日ということもあり、走るか不安でしたが、なんともラッキーです。
教えて頂いた親切な駅員さんに感謝です。

これから乗る200形です。
西武沿線で育った私にとっては、この湘南形マスク・おでこライトの顔つきが
赤電の551系を思い出させるものであり、とても親近感が湧きます。

こちらは田原町側の顔。
おでこのデカライトが素晴らしいです。

発車前には3本の線路全てに車両が入っていました。
200形は風格があります。

連接台車のアップ。
ジャンパ線が車体の腰部から出ていて、特徴的です。
連接台車ならではの配線です。 

自重47トンと重く見えますが、これは編成重量のようです。

低いホームに対して2段のドアステップがあります。

こちらは車内の様子。
青いボックスシートが整然と並んできます。

昭和35年製の銘板がありました。

乗車したのは201-2。
田原町方の先頭車です。


先頭の車窓を動画に撮ってみました。
まずは越前武生駅から北府(きたご)駅までの一区間。


家久~サンドーム西の間では、日野川を渡ります。
橋の前後でぐいっとカーブし、川と直角に渡ります。
スピードが出てくるとMT54のような音がします。
(後で調べたらこの編成は本当にMT54だったようです)


西山公園駅へ向けて勾配を上がります。


専用軌道から併用軌道へと入っていきます。

市役所前で降り、ヒゲ線へ入っていく200形を見送りました。
こちらは越前武生側の201-1。

ヒゲ線へ入り、福井駅前へ到着した列車は、
折り返し16:24発急行越前武生行きとなって戻ってきました。

急カーブをしずしずと進んできます。

市役所前駅ではまず田原町方面のホームに入ります。

その後転線し、武生方面へと発車していきます。

200形を堪能した一日で、大満足でした。
外観も車内も大変魅力的な車両で、また乗りたくなってしまう車両でした。
機会を見つけて再度乗りに行きたいと思います。

おしまい。
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