2012年8月26日日曜日

117系・三岐鉄道・美濃赤坂

名古屋界隈を探検してきました。(2012年8月)

117系と三岐鉄道、さらには美濃赤坂を走る西濃鉄道の赤ホキ石灰石貨物を見てきました。

117系

米原6:46発 快速金山行きは117系8両の運用となっています。
車内はこんな感じ。座席はスプリングのクッション?を感じさせます。

名古屋側4両はオリジナル塗色でした。
入線直後で名古屋方クハはテールランプが点いています。
乗車したのはもちろんオリジナル塗色の編成で、モハ116-49。

 三岐鉄道

名古屋→関西本線、弥富→近鉄と乗り換え、近鉄富田まで来ました。
そして、お目当ての三岐鉄道へ。
乗車したのは元西武401系。
運良く先頭のかぶりつきシートに座れました。
路線は東藤原から富田へ向かっての片勾配でなく,ちょくちょく起伏がありました。


伊勢治田駅には引退した元西武571系が留置されていました。

東藤原駅へ到着。
この日は東藤原・西藤原間は工事の関係でバス代行となっていました。
折り返し準備のため、幕回し中。

折り返しの待ち時間にED45の重連がホームへやってきました。

入れ換え作業が始まるのかとわくわくしましたが、
どうやら機関車はここで昼寝をする模様。

こちらは車内の様子。
モーター、コンプレッサ、化粧板や手すりなど西武時代をほとんど変わりません。
西武時代は座席のモケットが茶色だったかな?

車内の銘板には「西武所沢車両工場」の名がありました。
工場は閉鎖されてしまったので、今となっては貴重です。

じりじりと日差しが照りつける中、機関車がヒルネ中。

暑さのためか、機関車の窓があいていました。
ホームから運転台を撮影してみました。

元西武401系から見るED45。床下は結構すっきりしています。


停車中AK-3コンプレッサが動き出しました。

三岐鉄道の乗車を終えて、近鉄富田へ戻ってきました。
近鉄富田駅からJR富田駅までは徒歩で10分もかかりません。

JR富田駅
旅客列車の賑やかさでは近鉄富田駅にかないませんが、
駅舎の趣と貨物列車が発着があるため、こちらも魅力的です。


構内には貨物を運び終えた機関車がたむろしています。


列車を待っていると四日市方面から返空タキがDD51に引かれてやってきました。


美濃赤坂へ

美濃赤坂を訪問するため、今度は大垣へやってきました。
美濃赤坂行きは大垣駅の切り欠きホームから発車します。
乗車したのはクハ313-3027。 

美濃赤坂駅へ到着しました。

美濃赤坂駅は木造駅舎。とても素晴らしいです。

西濃鉄道の赤ホキを見に行くために、駅を背にしてまっすぐ歩きます。
木造家屋が連続した通りを歩きます。
このあたりは中山道の赤坂宿だったそうです。
これは駅の方を見た情景。

美濃赤坂駅から歩いて10分ほどで、お目当ての石引神社へ到着しました。
貨物時刻表では17:57分乙女坂発車とあったのですが、10分ほど早くやってきました。



石灰石を積載した列車が、レールを軋ませながら通過します。
ホキは24両ですから、もしも全ての車両が満載だとすれば1200トン列車ということになります。

石引神社内の踏切は警報機も遮断機もないがゆえ、
このようなお知らせ表が掲げられていたのでしょうか

貨物列車を見た後は再び美濃赤坂駅へ戻ってきました。
木造駅舎に木造ベンチ、素晴らしいです。

広い構内。今も一日最大3本の貨物列車が発着しております。
駅舎近くには機回し線が残っていました。

EF66が受け渡された貨物列車を従えて、発車を待っています。

大垣行きの列車がやってきました。
乗車したのはクモハ313-3027

発車を待つ貨物には、石灰石が積載されています。
写真のホキ9500は車齢が高いようですが、新たにホキ2000を投入し始めた模様です。
専用貨物が衰退する中、今後もこの貨物輸送は続いてくれそうです。


美濃赤坂駅舎をバックに313系。

最後に大垣19:01発117系米原行きに乗りました。
若干遅れが出ていたためか、猛スピードで駆け抜けました。
モハ116-50に乗車。

最後に爆走する117系のMT54サウンドをお聴き下さい。
近江長岡~米原



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