2018年4月7日土曜日

東根室駅


東根室駅は、日本最東端駅として有名である。鉄旅好きとしては、何としても訪問してみたい駅だ。根室駅のお隣にあり、さほど離れていないこともあり、根室まで行った後に自力での訪問といったことも可能である。このときは、根室に宿をとり、夜も明けぬ早朝に20分ほど歩いて東根室駅までやってきた。


根室本線の最後、ぐいっと進路を西に変えた先に
終着駅の根室駅がある。
そのため最東端は手前の東根室駅となる。

根室本線は東根室駅の前後を築堤で通過する。
そのため線路の東西は短いトンネルで結ばれている。


トンネルをくぐり、ホームへとアプローチする。


この日は快晴であったせいか、
月が非常に綺麗に見えていた。


東根室駅の入り口へ到着した。
駅に待合室はない。
雪化粧した駅が、月と水銀灯に照らされて
静かに佇んでいた。

駅前には日本最東端の碑がたっている。

もちろん、ホーム上にも日本最東端の駅を示す標板がある。
駅名標のにしわだはシール付けされたもので、
その下には廃止された「はなさき」の文字があるはずだ。


駅は築堤の上にあるため、
高台から街を見下ろしたような風景が得られる。
駅の周囲は市街地である。


ホームは私の大好きな板張り。
言うまでもなく日本最東端の板張りホームである。
最北端の板張りホーム駅は南幌延駅であるとして、
最西端や最南端はどこなのだろう?

やがて根室方から一番列車がやってきた。
キハ54の前照灯が線路を照らす。

そろりそろりと駅へと入線してくる。

この列車に乗車して東根室駅を後にした。
乗車したのは私と同行してもらったJ氏のみであった。
次の目的地は別当賀駅である。



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